50歳からの自立。メキシコ名作ドラマの心が震える名言


メキシコ1990年代の大ヒットドラマ『Mirada de Mujer(女性のまなざし)』の素敵なセリフを紹介します。

 メキシコと言えばタコスやテキーラが有名ですが、実はテレノベラ(テレビドラマ)もとてもレベルが高いことをご存じですか? なかでも1997年の大ヒット作『Mirada de Mujer(女性のまなざし)』は、社会の偏見と女性の生き方について描いたドラマで、不朽の名作です。

女性は家庭に尽くすべきという古い価値観が根強かったメキシコ

 マリアは夫の裏切りにより、50歳にして突然「夫に捨てられた女性」になりました。

 しかし、年下の男性のアレハンドロと知り合って、従順な妻や献身的な母としてではなく、ひとりの人間として自立して生きて行くことを学んでいきます。

 今日はその中から、私が一番シビれた名場面をご紹介します。

娘の偏見を一蹴した、アレハンドロの怒涛のセリフ

 夫の浮気に傷ついたマリアがアレハンドロの家で食事をしていると、マリアの娘モニカが乱入してきます。

 母親が男性の家にいること、お酒を飲んでいることをなじるモニカに対し、アレハンドロは毅然と言い放ちました。

 「モニカ、第一に、僕の家にこんな風に乱入するのは許さない! 第二に、ガキみたいに大騒ぎしたら近所迷惑だ! 第三に、マリアは僕のお客さんだから、マリアが帰りたいと思ったときに帰るし、帰るときは僕が送っていく。わかったか? じゃあ出ていけ」

モニカの偏見を一蹴したアレハンドロ
画像:モニカの偏見を一蹴したアレハンドロ(ドラマのシーンを元にしたイメージ画像)

 どうですか? かっこいいですよね。

 「母親がお酒を飲むなんてとんでもない! まして、夫以外の男性と二人でなんて!!」という時代に、このアレハンドロの発言は目が覚めるような衝撃でした。

 『Mirada de Mujer』にはすてきな場面がたくさんあるので、またご紹介します。

※作品出典・引用元:テレビドラマ『Mirada de Mujer』(1997年・メキシコ TV Azteca制作)第18話より、劇中のセリフを状況説明のために一部日本語訳して引用しています

(MEXICO457)

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