ミル・マスカラスのマスクの真相

画像:AWA王座に挑戦したミル・マスカラス
ルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)のレジェンド、ミル・マスカラスは、人気・実力ともに傑出したレスラーでした。彼の偉業は今後も語り継がれることでしょう。その一方で、彼のマスクの模様の意味については謎に包まれていて、これまで詳しく語られたことがありませんでした。
世にも有名なこのマスクの意味については、様々な説があります。よく知られている説は、「マスクの目はコウモリを表し、頭部の5本のラインは五大陸を表している」というもので、ミル・マスカラス自身がそのように語ったこともありました。
しかし、ルチャ・リブレ関連グッズのコレクターとして有名なゴルゴ氏は、マッドハンターというユーチューブチャンネルの中で、別の説を唱えています。
「このマスクの模様は、マスク上部のラインはアステカの皇帝の頭の羽飾りで、目は皇帝の涙を表しています。アステカの地から追い出されたために泣いているのです。ずっと前に、ミル・マスカラス自身がそう言っていました。耳の横にあるハートのマークは、ルチャ・リブレへの愛ではなく、メキシコへの愛だそうです」

画像:マスクの目はアステカ皇帝の涙を表現(MilMáscaras2009 by Fotosuabe / CC BY-SA 2.0)
ミル・マスカラスは、このデザインのマスクを長年使用し、変更したのは色と生地だけでした。
ゴルゴ氏によると、60年代半ば、ミル・マスカラスがアレーナ・メヒコに登場したときに使用したマスクは、この有名なマスクではなく、マスカラ・デ・ティブロンと呼ばれる別のデザインのマスクでした。ゴルゴ氏はティブロンのマスクも所有していて、動画の中で披露しています(ただし、本物は青で、ゴルゴ氏所有のものは緑)。
ゴルゴ氏は、子供の頃からミル・マスカラスの大ファンで、フィギュアや消しゴム、マスクなどを収集し、ミル・マスカラス本人とも親交があります。
「子供のころ、映画ではじめてミル・マスカラスを見て以来、ずっと大ファンです。私にとってはバットマンみたいなものです」
数か月前に78歳の誕生日を迎えたミル・マスカラスは、素晴らしい演技とたくさんの出演作品によって、現在もメキシコの映画界で輝きを放っています。
(ラオンダオアハカ)