クリームとミルク、メキシコの場合。


メキシコのクリームとミルクの種類を思いつく限り紹介します。

クレマ(Crema)がかかったタコス・ドラードス
画像:クレマ(Crema)がかかったタコス・ドラードス(Tacos dorados con crema y queso by Engirare / CC BY-SA 4.0)

 メキシコ料理を作るとき、材料の中によくわからないクリームやミルクの指定があって、困ることがありませんか?

 日本のスーパーでは普通の牛乳、低脂肪牛乳、ホイップ用の生クリームなどが一般的ですが、メキシコの場合はもっとたくさんの種類があり、料理にも多用されています。

 メキシコのクリームとミルクを、思いつく限り紹介します。

【クリーム】

クレマ/Crema

トスターダスやタコス・ドラードスにかける固めのテクスチャーのクリームで、脂肪分は25%前後。サワークリームではないため、酸味はありません。


クレマ・リヘラ/Crema ligera

乳脂肪分10~18%前後のとろみの少ない液状のクリーム。コーヒー用。


メディア・クレマ/Media crema

 乳脂肪分18~24%前後のとろみの少ない液状のクリーム。主にコーヒー用。


クレマ・パラ・バティール/Crema para batir、またはナタ・パラ・モンタール/Nata para montar

 乳脂肪分25%前後の生クリーム。お菓子作り、ホイップ用。


クレマ・エクストラ・グラサ/Crema extra grasa

 乳脂肪分35%以上の生クリーム。固めのテクスチャーで、ホイップクリームやバタークリーム作りに向いています。


クレマ・プレミアム/Crema premium

 乳脂肪分30~34.9%のクリーム。ケーキやアイスクリーム作りに向いています。


ケーキにはクレマ・プレミアムを使用
画像:ケーキにはクレマ・プレミアム(Crema premium)を使用

【ミルク】

レチェ・エンテーラ/Leche entera

 脂肪分を減らす処理をしていない牛乳。脂肪分3~3.5%の成分無調整牛乳。


レチェ・コンデンサーダ/Leche condensada

 加糖練乳。牛乳に熱を加えて水分を抜き、砂糖を加えたもの。


レチェ・エバポラーダ/Leche evaporada

 エバミルク。無糖練乳。「乳脂肪分7%以上・乳固形分25%以上・細菌数ゼロ」のもの。加糖練乳ほどの粘度はなく、コーヒー用としても使用することができます。


レチェ・パステウリサーダ/Leche pasteurizada

 低温殺菌された牛乳のこと。

【その他】

ナタ/Nata

 牛乳を加熱したときに上に張る膜。その膜を根気よくたくさん集めて、パンやケーキに使います。パン・デ・ナタ、ゴルディータス・デ・ナタなど。メキシコでは、手作りのナタを店で売っていることもあります。面倒な場合は、牛乳とバター、またはメディア・クレマとバターで、ナタを作ることもできます。

(MEXICO457)

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