ルチャ・リブレのプロレス技「ジャベ」5選
メキシコのスポーツといえば格闘技。特にルチャ・リブレは世界的にも有名です。

画像:ロメロ・スペシャル(Liger Romero Special by ゾーヒョー / CC BY-SA 4.0)
メキシコのプロレス、ルチャ・リブレは、メキシコの文化とスポーツのシンボルです。メキシコ国内だけでなく、世界中に多くのファンがいます。ルチャ・リブレから生まれた技“ジャベ”をいくつか紹介します。
タパティア(=ロメロ・スペシャル)
この技を作ったレスラー、リト・ロメロ(1940年代に活躍)がハリスコ州グアダラハラ市の出身であったことから、タパティア(「グアダラハラの」を意味するスペイン語)の名がつけられました。
この技は、うつぶせになった相手のもものあたりを自分の足で固定し、さらに相手の両手を自分の両手でつかみ、そのまま後ろに倒れて相手の体を高く吊り上げて、四肢を極める技です。
ルチャ・リブレのこの派手な技は世界的にも有名で、外国人レスラーが使うこともよくあります。
カバージョ(=キャメルクラッチ)
この技を作ったのはサルバドール・“ゴリー”・ゲレーロですが、むしろサントが使う技として有名になりました。というのも、ゴリーと“パレハ・アトミカ”というタッグ・チームを組んで戦っていたサントが、試合や映画の中でこの技を使っていたからです。
この技は、うつぶせになった相手の背中に座り、あごに手をかけて後ろに引き上げてタップを狙う技です。海外ではキャメルクラッチと呼ばれ、タパティアと同様、アメリカ人や日本人のレスラーに使用されています。
カベルナリア
カベルナリアという技名は、この技を作った伝説のレスラー、ロドルフォ・“カベルナリオ”・ガリンドの名にちなんでつけられました。
カベルナリアは、相手の後ろにまわって自分の両足を相手の膝の裏に置き、両手で相手の顎を固定して後方に強く引く技です。背中が弧を描く形になる、痛みを伴う荒々しい技です。
カンパーナ
多くのメキシコ人レスラーが使用してきた技です。誰が作った技かはわかりませんが、レスリングで有名な一族であるアルバラード家出身のラ・マスカラや故エクトル・ガルサが、この技をよく使用していました。
うつ伏せ状態の相手の手足を掴んで持ち上げ、自分の両足の間で宙づりにする技です。
ウラカン・ラナ
ウラカン・ラナは、ウラカン・ラミレスが作った技で、メキシコのみならず様々な国の軽量級のプロレスで頻繁に使用されています。前出の四つの技と異なり、このウラカン・ラナはスリーカウントをとるためのフォール技です。
相対している相手の肩に飛び乗って後方に倒れこみ、相手の足の間をくぐって相手を前転させ、エビ固めでスリーカウントを狙います。
(アドレナリーナ)